津山の旅 (part3)



 高所恐怖症の人には、真下を見ることが出来ないくらい高いところを走行しました。
 ハイライトであった、餘部橋梁を渡り終え、定刻の15時56分、終点の浜坂(はまさか)駅に到着しました。
 キハ181系とお別れです。
今回の旅で、1番長く乗車していた列車でした。
 浜坂駅には、懐かしい給水塔が建っていました。
 しばらくすると、反対側から奇妙な列車が到着し、わたくしも含め、皆が全く見たことが無い車両に驚きました。
 キヤ190系の検査列車のようです。 パンタグラフもあり、電車にもなるようです。

この列車にめぐり合えたのも奇跡かもしれないです。
 キヤ190系の列車が発車すると、わたくしらが乗る16時19分発の普通、鳥取行きが到着しました。

車両は、キハ47系です。
 セミクロスシートで、キハ47系を見たことが無かったメンバーは、扇風機があるのを見て、びっくりしていました。

時間帯をみて、高校生がたくさん乗り込んでくるのか・・・と思いきや、全く乗って来ずガラガラでした。
 16時46分、岩美(いわみ)駅に到着しました。

ここは、一日に往復1本ずつ、特急「はまかぜ」が停車する駅なのですが、寂しい感じの駅でした。

反対側の列車は、学生達で満員となっていました。
 17時10分、終点の鳥取(とっとり)駅に到着しました。

鳥取駅もラッシュ時で、いっぱいの乗客がいました。
 すぐに乗り継ぎの17時23分発の特急「スーパーはくと」京都行きに乗り込みます。列車は、4分ほど遅れて発車しました。

自由席で座れないのか…と思いましたが、無事に座席を確保することが出来ました。
 この「スーパーはくと」は、一つ前の停車駅である、倉吉駅からの列車で到着時はガラガラだったのが、鳥取駅で、見事に自由席は埋まりました。
 この「スーパーはくと」が出来たおかげで、大阪・京都から鳥取へは、2時間台で行けるようになりました。
 17時50分、約3分ほどの遅れで、智頭(ちず)駅に到着しました。

約30分のスーパーはくと号は、あっという間の感じでした。
 今までの乗換駅では、スロープやエレベーターなどのバリアフリー設備があったのですが、この智頭駅は、歩道橋を渡らねばならず、車椅子では、昇降機を使わないといけない駅でした。

 このまま智頭急行線に乗り換えですと、同一ホーム乗換えなのですが、因美線の場合は、渡らなければいけないようです。

発車時間が迫ってきたため、車椅子1台だけ、昇降機を使い、残りのメンバーは、駅員に担いでもらって、渡りました。
 次に乗るのは、18時01分発の快速、津山行きです。 キハ120系です。

学生がたくさん乗り込んでいましたが、座席は余裕で確保できるという感じの乗車率でした。
 わたくしらのために、約5分ほど遅れて発車となりました。
本数の少ないローカル線では、こういう点では安心です。

 18時47分、美作加茂(みまさかかも)駅に到着しました。
新築の木造駅舎が印象的でした。 ここで、対抗列車を待ち合わせました。
 終点に近づくにつれ、乗客はドンドンと消えていき、終点まで乗っていたのは、わたくしらだけでした。
 19時12分、終点の津山(つやま)駅に到着しました。

ここで、今日の旅は、終了です。
 最後は、ホテルで、このように酒盛りをして、1日目は終わりました。




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